近年、「花粉症(アレルギー性鼻炎)」は国政も動かすような問題となっています。
「花粉症ではない人」の方が少ないのではと思わせるほど、、私を含め周りの知人からもその苦悩を耳にすることばかりです。
まだ5歳のちびっこシェフのお友達ですら、その症状に苦しんでいます。
しかし、アレルギー性鼻炎には原因物質(アレルゲン)の種類によって2つに分類されることを皆さんはしっているでしょうか。
通年性アレルギー性鼻炎
主なアレルゲンが、ダニ・家の中のちりなど一年中その症状に悩まされる鼻炎。
季節性アレルギー性鼻炎
主なアレルゲンがスギ、ヒノキなの花粉で、その症状は花粉の飛ぶ季節だけあらわれます。
私は、一年中その症状に悩まされる前者の鼻炎です。
ほこりや空気の汚れた環境はもちろんのこと、自宅以外の慣れない屋内(お友達の家や車)などに入ると、その空気や、匂いに反応してしまいます。
本当にすこぶる敏感で、不便な私の鼻です。
そしてそんなアレルゲンに反応しやすい体質は、アトヒー性皮膚炎を合併することがあります。
まさにそれは私の例です。
そんな苦悩を幼い頃から、現在に至るまで抱えています。
そしてその血を我が子には引き継がせたくないと、これに悩んできた親なら誰もが思うはず。
毎日、掃除機をかけることはもちろんのこと、ほこりがたまらないよう拭き掃除も徹底してきました。
もちろん、ほこりに弱い自分の体質もあるのですが、何より我が子に「アレルゲン」となるものを周りの環境からなくすことを心がけてきました。
お腹にいたときから、そして産まれてからも慎重に育ててきましたが、ちびっこシェフはついに今年「アトピー性皮膚炎」と診断されてしまいました。
6年余り、この診断をおそれ食事や掃除、体の保湿に気をつけてきただけに母親としてショックが隠しきれません。
しかし、これからも戦いです。
症状にも程度が幅広くあります。
それをどの程度食い止め、負担をなくしていくか、
これからも油断ができません。
当店へお越しのお客様でもよくいらっしゃいますが、
アレルゲンとしてよくあげられる、乳製品や卵、蕎麦や甲殻類などの食品の摂取を控えているお客様。
とくに乳幼児のアトピー性皮膚炎には食物に含まれるアレルギーを起こす物質(アレルゲン)が関係する場合があります。ただし、症状を悪くしている食物のアレルゲンがあるかどうかは、専門医が十分な検査を行わないと分かりません。自分の判断で心配な食べ物を全て避けていると、栄養がかたより、子供の成長に悪い影響があります。まずは、病院・診療所を受診し、きちんと検査を受け、医師の指示に従って治療を受けることをお勧めします。
ちびっこシェフは1歳のときに血液検査を行いました。
乳製品や卵に反応が出たものの、数値はあまり高くなかったので、健康のためにも「控える程度」で摂取をしてきました。
そんな方へ。
私の工夫をひとつご紹介します。
牛乳は単独で摂取するよりも、豆乳と混ぜて摂取した方がカルシウムの吸収率が上がるそうですよ。
単独摂取よりもより多くの栄養素を同時に摂取でき、また吸収率を上げることができ、効率的でこの方法はお勧めです。
あと、先日ちびっこシェフのお友達の家で子供達がバナナを食べていたときのことです。
我が家では、当たり前のように、
バナナの皮をむく時につく筋をあえて取らずに食べるようにしていました。
それは、そこに食物繊維や抗酸化成分、ビタミン郡などの栄養が含まれていると言われてきたから。
しかし、取り除いて食べる人の方が多いことにその時びっくりしました。
みかんの白い筋もしかりです!
食べ物から摂取する大事な栄養素を無駄なく効率的に摂取することは大事なことです。
是非、一緒に食べてください。
「何で、どうして」
そう落ち込んでしまいますが、現実を受け止め病気とうまく付き合っていかなくては。
これから、この付き合いは長くなるのだから。
この病と仲良く付き合っていかなくては、ストレスになるとまた違った形で体に負担をかけてしまいます。
ちびっこシェフにもその付き合い方を一緒に教えていかなくてはいけません。
今日のブログは、そう自分に言い聞かせるための投稿です。
「がんばります。」